おはようございます。
相手に伝わる伝え方1回目のメルマガです。
コミュニケーションスキルは沢山あるように思いますが、大きく分けて2つです。
・聞く
・話す(伝える)
この2つを使って私たちは人と関わっています。
たった2つだけなのに、聞き方、話し方によって、相手と良い関係を築けたり、逆に相手を怒らせてしまったりしています。
何が違うのでしょうか?
私は長年、人間関係に悩み、生きづらさを抱えて生きていました。
とにかく人と関わるのが苦手で、どうやってコミュニケーションをしていいかわからなかったのです。
相手にとても気を遣って話したにも関わらず、誤解されてしまったり、伝えたことを逆に受け取られてしまったこともありました。
一体私の何がいけないのか、全くわかりませんでした。
自分のコミュニケーションを変えたくても、何をどう変えたらいいのかわからず、途方に暮れていました。
私たちは自分がやっていることに、なかなか気付けません。
自分の話の聞き方はどうなのか。
話し方はどうなのか。
今まで誰かに指摘されたことはありますか?
私は何度もあります。
指摘というよりも『フィードバック』と言います。
フィードバックとは、相手が理想の人生に近づくために、自分で気づいていないことを伝えることです。
一言で言うと相手への応援メッセージです。
例えば先日参加していた講演会で、講師の話の冒頭に「あの~」が入るのです。
「あの~今日は・・・」
「あの~それは私が・・・」
「あの~一番やって欲しいことは・・・」
聞いている私は、「あの~」を何回言うのか、数えていました。(笑)
なんと1時間のお話の中で100回以上言っていたのです。
本人は気付いていません。
気付いていたら言っていませんから。
残念なのは、今まで何度も講演されてきているのに、誰も講師にフィードバックをする人がいないことです。
これでは『コミュニケーションの裸の王様』です。
何度も講演をしている講師でさえも、相手に伝わらないという現実。
かたや、しどろもどろの話し方でも、相手の心に届く場合もあります。
何が違うのでしょうか?
それは、自分が話すことに意識を置いているのか、相手に伝えようと思う気持ちで話しているのかの違いです。
上手く伝えられない人にありがちなのが、『上手く話さなくては。』ということ。
自分が話すことに意識が向いているため、伝えたい相手は二の次になっている場合があります。
そこで本日のポイントは、
「相手に伝えよう。」という気持ちで話しましょう。
相手に伝えたい!と思ったとき、自然と話し方は変わります。
ここで気をつけて欲しいのは、
「相手に理解させたい。」とか
「相手にわからせたい。」というのとは違うということです。
こういう思いがあると、話す口調や表情がきつくなったりします。
話すことが苦手な人は、自分が話すことで一杯一杯で、相手のことまで考えられないと思います。
それが返って伝わりづらくしています。
上手く話そうということよりも、相手に伝えようと思って話して下さい。
そして『上手く話さないと伝わらない』という考え方を今日からやめましょう。
ポイント1
「相手に伝えよう。」という気持ちで話しましょう。
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