クライアントさんの了解を得て、こちらに書きます。
先日パーソナルコーチングを受けているクライアントさんが、
『他人に振り回されないメールセミナー』
と同じ内容でコーチングをして欲しい
というリクエストがありました。
私はメールセミナー通りにコーチングを
していきました。
そしてコーチング終了後、
クライアントさんは、とてもショックを受けていました。
「自分でメールセミナーを読みながら
一生懸命考えてノートに書きました。
でも、今日コーチングを受けてみたら、
ノートに書いてなかったことが出てきて、
自分でも正直驚いています。
えまさん、どうしてですか?」
自分で考える場合、どうしても見たくない部分、
気付きたくない部分は、無意識に見ようとしません。
けれど私は、そこをあえて見てもらいます。
クライアントさんが話す言葉の奥の
本人も気付いていない思いを聞き取って
クライアントさんに、
「本当はこう思っていませんか?」
と伝えていきます。
つまり本人が気付いていないことを
鏡に映して見せるのが私の役目です。
私はこのメールセミナーを使いながら
クライアントさんの答えに対して
「言っていることに矛盾を感じます。」
「そう言いながら、私にはそれが本音とは聞こえてきません。」
などと、その場でやりとりをしていきます。
そうすることで、クライアントさんは、
さらに深く自分と向き合って頂きます。
私たちは無意識に自分を守るようにできています。
それは、生きるために生まれてきたから。
私たちの身体、考え方、心、すべて生きるために
動いています。
これがあなたの『もと』なのです。
もとは実にシンプルです。
ですから自分にとって辛いこと、大変なこと
嫌なこと、めんどくさいことは、やりたくない、
見たくないというセンサーが自動で働きます。
だから自分と向き合う時に、
向き合い方がよくわからないとか
難しいというのは当然なのですね。
もしそれ以上の成果を求めるのであれば
コーチやカウンセラーなど、その道のプロと
取り組んで下さい。
では、今日もごきげんな1日をお過ごし下さい。
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