おはようございます。
ある時、私を見るに見かねた友人が、1枚の年賀状を私に渡しました。
知人が【コーチ】という資格を取ったから、何か相談があったらいつでも
連絡を下さいと書いてあったのです。
「彼女に相談してみたら？」
何だかよくわからないけど、わらにもすがる思いで、知人にメールをしました。
すると知人から「私をコーチしたい。」と すぐに返信がきました。
コーチという人が何をするのか、ということは、その時の私にはどうでもいいことでした。
とにかくこの状況から抜け出るための何か、きっかけが欲しいと思っていました。
どうにかしないと、私が壊れてしまうのです。
そして私は彼女からコーチングを受けることにしました。
このコーチとの出会いが、長い間他人に振り回されていた私の人生を変えるきっかけとなりました。
初めてコーチに電話をした日の感動は、今でも鮮明に覚えています。
そのくらい私にとってコーチとの出会いは衝撃的でした。
初めて電話をした日、コーチは私の話を全てありのまま受けとめて聞いてくれました。
口を挟まず、何も否定せず、コーチの考えを押し付けたり、よけいなアドバイスもしません。
私は自分の話をありのまま受けとめてもらえたことに、とても安心しました。
そして私の人生で、私の話をありのまま全て受けとめてくれたのは、コーチが初めてでした。
初めて私の話をしっかり受けとめてくれる人に出会えことに感動しました。
コーチが私を救ってくれる神様のように思えました。
今まで何度もいろんな人と会話をしていましたが、
・私の言いたいことが相手に伝わらない、
・私が言っていないことまで言ったと言われる
・勝手に誤解して受け取られてしまっている
・最後には私が悪いと責められる
ことに、物凄くストレスを感じていたからです。
会話が通じない、わかってもらえないストレスがどれほど苦しいか。
このストレスがたまった時、人は壊れてしまうのだということがわかりました。
・相手に伝わらない
・相手にわかってもらえない
・相手に通じない
・相手から責められる
コーチは３ヶ月間、ひたすら私の話を聞いてくれました。
私の中のたまったものを、少しずつ吐き出すことで、私はだんだん心が楽になっていきました。
大げさと思うかもしれませんが、あの時の私には、コーチだけが私を暗黒時代から助けてくれる唯一の人だったのです。
そして長年「自分を変えたい」と思っていても変えられなかった私が、
コーチングを受けたことによって、自分自身と人生を変えることができたのです。
いかがでしたか？
直接私をご存知の方がこの話を聞いたら、
私にこんな過去があったのかと驚いたかもしれません。
それほど、今の私は変わったのです。
人間はもともと弱いです。
何がきっかけになって、自分が壊れてしまうかわかりません。
私は運が良いことに、いいタイミングでコーチと出会えたので、
今こんなに元気になっていますが、もしあの時、
コーチと出会っていなかったら、私はあのまま心療内科に行き、薬を飲む毎日だったと思います。
人生にはターニングポイントと言って、これから自分が歩いていく道の分岐点があります。
暗黒時代のとき、私には
『心療内科』
『コーチング』
『このまま』
という３つの道がありました。
その時にどの道を選ぶかで、人生が全く変わってしまいます。
後悔しない最善の道を選びたいものですね。
では、次回に続きます。
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