週に一度会う人(Aさん)。
いつもおしゃれできれいな女性です。
そのAさんが私に会うなり
「えまさん、ちょっと話を聞いて欲しいのだけど。」
と。
えっ?一体どうしちゃったの?
表情が暗くて、いつもの元気さが感じられません。
話を聞くと、人生相談のプロの人に今後の人生について相談をしたら
いろいろなことを言われて、お先真っ暗になってしまったそうです。
相談をしてからというもの毎日悩んでいて、
私に何とかして欲しいと思ったそうです。
私はじっくり話を聞きました。
すごい思い込みだらけで、それではお先真っ暗になるのも
無理ないなと思いました。
私はクライアントさんたちに対して
良いとか悪いという評価はしません。
選択肢はいろいろあったほうがいいですし、自分で選んで
行動を起して上手くいかなかったとしても、それが悪いこととは
捉えません。
ようは、【捉え方】なのです。
大半の人は、自分の考え方、捉え方に必ず良い、悪いの評価を
持っています。
良い、悪いと評価をするのはいいのですが、根拠がない評価を
しているのですね。
ですから、
「それ、誰が良い悪いと決めたのですか?」
と聞くと、答えられない。
つまり根拠がないからです。
で、Aさんの捉え方をAさんが目指したいことに向かうように
変えました。
Aさんはみるみる元気を取り戻し、今まで自分が信じてやってきた
ことで良かったと自分で答えを見つけました。
自分の答えは自分の中にあります。
他人が答えを出すのではありません。
いつも活き活きしているAさんが、ちょっと他人に言われたことで
こんなにもダメージを受けてしまう。
それは自分に軸がないからです。
軸については次回書きます。
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