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執筆者の写真ひじかた えま

3.コミュニケーションはキャッチボール


コミュニケーションはキャッチボールという言葉を聞いたことはありませんか?

コミュニケーションを野球のキャッチボールに例えた表現です。キャッチボールの様子を説明しますので、自分が日頃しているコミュニケーションと関連付けて考えてみてください。


キャッチボールを始める時のステップ例

1.「キャッチボールをしませんか?」と声をかける(同意をとる)

2.相手にキャッチボールをしたことがあるかどうか聞く

3.あらかじめキャッチボールをどのくらいやるか、どこで終わるかを決めておく

4.ボールやグローブなどキャッチボールに必要な道具を準備する

5.キャッチボールに適した場所を探す

6.お互いに向き合い、二人の距離を確認する

7.「投げるよ~」と合図をする

8.自分がボールを投げて、相手が受け取る


これでキャッチボールが成立します。

相手がボールを投げ返して、自分が受け取る。これで一往復です。

キャッチボールはこの繰り返しです。


最初は近い距離から始めて、慣れてきたら距離を伸ばしていきます。

1対1のキャッチボールでは、一度にあちこちから複数のボールが飛んでくることはありません。


コミュニケーションの基本も1対1です。

自分が話す、相手が聞く。

相手が話す、自分が聞く。

これを繰り返すことでコミュニケーションは成り立ちます。

コミュニケーションは、「話す」「聞く」の双方向であり、どちらかが一方的に話したいことを話し続けるのは、キャッチボールというよりもドッジボールに近いですね。


キャッチボールをしている時に心がけること


相手が取りやすいようにボールを投げる。

笑顔で楽しむ。

「ナイスボール!」と声をかける。

相手の様子を見ながらキャッチボールをする。

相手が下手でも、イライラしないように自分をコントロールする。


キャッチボールを終わる時に気をつけること

「そろそろ終わりませんか?」と声をかける。

「ラスト1往復」と終わりの合図をする。

「楽しかったですね。ありがとうございます」と声をかける。

「また機会があったらやりましょう」と言って気持ちよく終える。


キャッチボールはあくまでも例えですが、コミュニケーションと照らし合わせて考えると、視点が増えますね。

では、さらに具体的に解説していきます。



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