コミュニケーションはキャッチボールという言葉を聞いたことはありませんか?
コミュニケーションを野球のキャッチボールに例えた表現です。キャッチボールの様子を説明しますので、自分が日頃しているコミュニケーションと関連付けて考えてみてください。
キャッチボールを始める時のステップ例
1.「キャッチボールをしませんか?」と声をかける(同意をとる)
2.相手にキャッチボールをしたことがあるかどうか聞く
3.あらかじめキャッチボールをどのくらいやるか、どこで終わるかを決めておく
4.ボールやグローブなどキャッチボールに必要な道具を準備する
5.キャッチボールに適した場所を探す
6.お互いに向き合い、二人の距離を確認する
7.「投げるよ~」と合図をする
8.自分がボールを投げて、相手が受け取る
これでキャッチボールが成立します。
相手がボールを投げ返して、自分が受け取る。これで一往復です。
キャッチボールはこの繰り返しです。
最初は近い距離から始めて、慣れてきたら距離を伸ばしていきます。
1対1のキャッチボールでは、一度にあちこちから複数のボールが飛んでくることはありません。
コミュニケーションの基本も1対1です。
自分が話す、相手が聞く。
相手が話す、自分が聞く。
これを繰り返すことでコミュニケーションは成り立ちます。
コミュニケーションは、「話す」「聞く」の双方向であり、どちらかが一方的に話したいことを話し続けるのは、キャッチボールというよりもドッジボールに近いですね。
キャッチボールをしている時に心がけること
相手が取りやすいようにボールを投げる。
笑顔で楽しむ。
「ナイスボール!」と声をかける。
相手の様子を見ながらキャッチボールをする。
相手が下手でも、イライラしないように自分をコントロールする。
キャッチボールを終わる時に気をつけること
「そろそろ終わりませんか?」と声をかける。
「ラスト1往復」と終わりの合図をする。
「楽しかったですね。ありがとうございます」と声をかける。
「また機会があったらやりましょう」と言って気持ちよく終える。
キャッチボールはあくまでも例えですが、コミュニケーションと照らし合わせて考えると、視点が増えますね。
では、さらに具体的に解説していきます。
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